福岡市西区・糸島市:かじ動物クリニックです。
今回のテーマは「ネコの皮膚型肥満細胞腫」です。
ネコの皮膚の腫瘍の中で2番目に多い腫瘍です。
ネコの皮膚型肥満細胞腫には肥満細胞型と非定型(組織球型)に分けられ、肥満細胞型はさらに高分化型と未分化型に分類されます。
ネコの皮膚に発生する肥満細胞腫の多くは肥満細胞型の高分化型で、予後は良好です。
(イヌの皮膚に発生する肥満細胞腫は、多くは悪い腫瘍なので、全く違います!)
頭部(耳に多い)、頚部や体幹に多く発生します。
手術で取り除けば、予後が良いので早めに見つけてあげましょう!
こんなに小さい肥満細胞腫を気づいた飼い主さんは本当に素晴らしいですね☆