特発性三叉神経麻痺
福岡市西区・糸島市:かじ動物クリニックです。
今回のテーマは「特発性三叉神経麻痺(犬)」です。
原因は不明ですが、急に口を閉じられなくなってしまう疾患です。
なので、水を上手に飲めなくなります。
アゴが閉まらないので、お水の器に大量のヨダレが貯まっていたりもします。
よく観察すると常に口が開いたままになっています!
(下顎の下垂)
急にアゴが開いたままになってしまい、ビックリするかもしれませんが、
落ち着いてアゴを動かしてみて、ちゃんと動くかどうか?痛みはないのか?
確認してみてくださいね。
この疾患では痛みはありません!
特発性三叉神経麻痺では舌を動かすことは可能なので、補助的に食餌やお水を与えることで
予後は良好です。
多くは約3週間で自然回復します。しっかりサポートしてあげましょう☆