福岡市西区・糸島市:かじ動物クリニックです。
今回のテーマは「皮下異物(芒:のぎ)」です。
皮膚の下に膿が貯まる皮下膿瘍という病気があります。ほとんどが外傷によってバイ菌が増殖し起こります。
しかし、まれに異物が入り込んで皮下膿瘍を起こすケースがあります。
その異物の中で、散歩中に入り込んでしまうのが草の芒:のぎです。
なかなか治りにくい皮下膿瘍のときは異物を疑う必要があります。
超音波検査による検出率は82%といわれていますので、怪しいときは超音波検査をおこないましょう。
ちなみに芒の超音波検査では特徴的な形状なので、わかりやすいかもしれません。
散歩中に草むらに入って、激しく暴れることはしない方がいいかもしれませんね。。。
まれですけど(^0^;)