糸島市・福岡市西区:かじ動物クリニックです。

今回のテーマは膣過形成(犬)です。

膣過形成は女性ホルモンの刺激によって膣粘膜が水腫状に肥大する状態で、進行すると膣から腫大した粘膜が出てくることがあります。

2歳のラブラドールレトリバーちゃんです。

膣から何か出ているという主訴で来院しました。

膣から腫瘤が出てきていました。

手術によって膣過形成を摘出し、同時に避妊手術をおこないました。

膣過形成は大型犬に多く、3歳未満で好発するといわれています。

避妊手術をしないと、66~100%再発すると報告されています。

避妊手術をしてない女の子は定期的に陰部も見てあげてくださいね☆